キャリアコンサルタントに向けたイチオシ情報発信ブログ

ニーズ高まる「キャリアコンサルタント」

2017年02月17日
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「ワークライフバランス(仕事と生活の調和)」などが注目される中、求められる機会も増えている注目の専門家。ニーズ急騰のキャリアカウンセラーについて、仕事内容、活躍のフィールド、資格取得やキャリアパスについてご紹介。

キャリアカウンセラーの仕事とは

仕事を中心として人生を人が活き活きと過ごせるようお手伝いをする専門家です。自分はどんな仕事に向いているのか、今の職場で自分の実力は評価されているのかなど、仕事に関わる相談を受け、適正・適職の発見や課題・悩みなど解決へと導きます。

仕事に関する悩みは、その人の価値観・人生観と深くかかわっています。カウンセリングをを通して、相談者が自分と向き合い、自身の価値観・人生観を再発見し、自己理解を深める方向へと導くという役割を担っています。

相談者自身が自らの価値を見出し、「やればできるんだ」という自己効力感をもって仕事に挑むまでの支援を行うのがキャリアカウンセラーの仕事の本質と言えるでしょう。

幅広い分野で必要とされています。

【企業内でのキャリア形成分野】かつて長期雇用を前提としていた時代は、「出世型・管理職型人材」を作ることが人事の役割となっていましたが、環境の変化がめまぐるしい今日においては、「自立型人材」を育成するため、社内において、キャリア形成支援の必要性が大きくなりつつあります。

【人材紹介・派遣会社のコンサルタント】雇用環境の悪化に伴い、転職相談も増加している状況です。その中で、キャリアチェンジの必要に迫られる、派遣社員・期間雇用の方々、転職相談に訪れる多くの求職者の方々に対して、単なるマッチングではなく、それらの方々の能力・興味・価値観を明確にし、キャリア選択を支援し、その後の動向も見守っていくという役割も求められています。

さらに、こんな分野でも活躍しています。

「ハローワーク」や「ジョブカフェ」などの公共機関、地域における関係機関など、活躍できる場所は多岐にわたります。雇用対策事業では、「完全雇用」を目指すべく、一般の就業希望者以外にも、様々なニーズを持つ方々(中高年者・女性・若年者・障害者)への就業支援を展開。

教育的分野では、大学・短大や各種専門学校において、学生の就業活動支援に関わる方が、専門的なスキルを身につける為に資格を取得し、中心となって学生向けのキャリア教育が行われています。「就労による経済的な自立が可能な社会」「健康で豊かな生活の為の時間が確保できる社会」「多様な働き方・生き方が洗濯できる社会」が求められる現状において、重要な役割を担っている専門家であると言えるでしょう。

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