キャリアコンサルタントに向けたイチオシ情報発信ブログ

将来性まで相談できるスペシャリスト

2017年07月08日
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ビジネス業界では、キャリアアップが将来性のカギを握り、転職活動にも左右する内容です。こうした悩みに対して、アドバイザーとなったり、支援するのがコンサルタントの役割で、様々な人たちのキャリアの多様性を実感しながら活躍するケースが多い職業です。

1人1人がキャリアを考える時代

多くの社員のキャリアの転機に触れる人事部でも、キャリアコンサルタントは活躍しています。社員に自身のキャリアについて考えてもらうことの重要性から、キャリアカウンセラーのW資格を巧みに使い分ける職業案内人としても、企業から評価されています。

仕事や転職の悩みを抱える社員に対し、例えば、人事部として手続きを履行するだけでなく、組織としてのキャリア支援が不可欠と考え、企業内にキャリアカウンセリング室が設けられるケースも増えています。考えに向き合うだけでなく、組織の長にも声掛けをするなど、企業が抱える問題に気付いてもらったり、カウンセリングの大切さを説うことも行っています。

活動領域の動向や専門家としての役割

カウンセリングを受けることで、頭の中の整理がつき、将来について前向きに考えられる支援を行うのがキャリアコンサルタント兼キャリアカウンセラーです。人材ビジネスの現場で、若手社員向けのキャリアカウンセリング事業を提案したり、組織の中の目先の課題の解決を図るだけではなく、近年では大学でキャリア教育を行い、学生の行動意欲を醸成する活躍も展開されています。

自らチャンスや可能性を拡大し、予期せぬ変化を逃げずに自分のチャンスとするなど、キャリア形成のプロセスを指導する立場も担っています。この結果、キャリアコンサルティングの知識を習得したい若年者が増え、資格を取得し、即戦力として独立型でも活躍しています。

多彩な知識やツール使いでキャリアの相談にのる

キャリアコンサルタントは、定年後、嘱託として社員教育に携わることによって、行政が設置するキャリアセンターなどで活躍が期待できます。職業支援や企業との接点活動も業務内容ですが、近年では、キャリアを中断した女性の再就業、子育てをする母親自らがキャリアプランを描ける支援にも従事しています。

企業や人材業界から求められる専門家ですが、フリーや専業主婦、定年退職者の方々からの相談にも対応しているのも特徴で、支援するためのスキルの提案をはじめ、適職診断検査やバリューカードなどのツールを用いて、興味や価値観などを相談者自身が理解するための補助に努めてくれるのも特徴的な役割です。

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