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働き手の可能性を引き出す魅力ある仕事

2017年04月30日
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個人の能力や経験が多種多様になってきている現代において、働き手のキャリア形成に携わり、職業設計における助言を行う職業に注目が置かれつつあります。働き手の可能性を引き出し、企業との橋渡しを行うことは、働く側の意識を変えるだけでなく、企業の経済成長を促すと考えられ、とても重要であると言えます。

働き手の能力を引き出す仕事です

近年、個人の能力や特技が多種多様になってきている現代において、企業側が求める人材と働き手を結びつける仲介役は、とても重要な役割を担ってきています。その仲介役として、今、注目を浴びているのが「キャリアコンサルタント」です。

この資格は、厚生労働省が認める国家試験を合格した者が持つことができ、企業はもちろん、大学や人材派遣会社などでも需要が高まってきています。働き手が将来どのような職業に付き、どのような人生設計を送りたいかをカウンセリングし、そのためのキャリア教育や助言を行うのが主な仕事です。

一人の人間の人生設計に関わるとても重要でやりがいの持てる仕事と言え、個人の能力や経験をいかに社会で活かしていくかを考える、とてもプロフェッショナルな仕事とも言えます。

試験を受けるには一定の条件があります

キャリアコンサルタントの試験を受けるためには、厚生労働大臣が認定する認定講習会を受講・修了するか、一定の実務経験を持っていることが条件となります。この一定の実務経験とは、「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し、3年以上の経験を有する者」、「技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者」等が挙げられます。

これらの条件をクリアした者に受験の資格が与えられ、学科試験と実務試験に合格すると厚生労働省が認める名簿に登録することが許されます。その後も、5年ごとに更新をしなければならず、資格を持ち続けることは大変ではありますが、社会で活躍する人材を育てる役割を担った重要でやりがいの持てる仕事と言えます。

合格すると社会のいろいろな場面で活躍できます

キャリアコンサルタントに合格すると、社会の様々な場所で活躍の場が広がります。例えば、大学の就職支援の場では学生側と企業側の橋渡しとして、企業側が求める人材の育成に関わることができ、より社会に適応できる学生のキャリア教育に携わることができます。

人材派遣会社やハローワーク等でも同様で、働き手のキャリア教育に関わることができ、個々の能力や経験を活かした職業設計を組み立てる手助けとなります。また、企業内においても、人事やキャリアカウンセリングの場に携わることで、個人の能力を最大限に活かし、組織をうまく運営させ、企業の経済成長を促す役割も担っています。

働き手が自らの可能性に気づき、前向きに人生を歩んでいくための、人生設計のお手伝いとも言える、とても魅力的でやりがいのある仕事と言えます。

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